2012年07月16日
読書録 「たくさんのふしぎ まぼろしの大陸 スンダランド」
副題「オランウータンを育てた森」
ボルネオ島の熱帯雨林とそこに住む
生き物たち。

ラフレシア、食虫植物のウツボカズラ。
ラフレシアには葉も茎もない。
つぼみはキャベツくらいの大きさ。
ラフレシアが花だけで葉も茎もないのには
理由があるそう。テトラスティグマという
ブドウ科植物の地下茎に寄生して
栄養をもらっている。
葉っぱで栄養を作る必要がない!
ウツボカズラはラッパのようなになった
部分に水をためて虫をおぼれさせる。
アルソミトラの種子が地面におちる様子。
フタバガキ。ヘリコプターの羽のように空中で
くるくる回転しておちてくる種。
ボルネオの森には世界最大の果実ジャックフルーツ
(1個で20キロ)や1つ5キロのドリアンなども
ある。高い木に実るうえ、とてもかたいトゲで
おおわれているので、落ちてきた実にあたると
死ぬかもしれないそう。
ボルネオの森には高さや大きさ以外にも
まだ世界一がある。ウリン(ボルネオ鉄木)。
世界で一番かたい、水に沈むほど重い木。
「ネッタイタマヤスデ」
巨大なダンゴムシ。ボルネオの森の昆虫は
大きい。
枯葉に似たヒシムネカレハや、ランの花にそっくりな
花カマキリ、緑の葉っぱにそっくりのコノハギス
などがいる。
テングビワハゴロモ。色も尖った鼻もユニーク。
ボルネオの森では動物たちの行動も
独特。マレーヒヨケザル。サルとつくけれど
サルの仲間ではない、東南アジアにだけ
住む霊長類に近い特別な動物。
ムササビのように膜を広げて飛ぶ。
他、トカゲやヘビ、カエルも飛ぶものがいる。
ボルネオでもう一つの世界一はオランウータン。
世界一体の大きい樹上生活者。
木の上で暮らすサルの仲間はどれも20キロ
グラム以下。ところがオランウータンはメスが
40キロ、オスは90キロ。人間の大人より
大きくなる。
何故そんなに重い体で樹上生活あできるのか?
著者の島さんは、
ボルネオ北部のダナンバレー自然保護区で
調査。
オランウータンやボルネオ島の秘密やについて
語られている。
本当に面白い!