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2011年10月22日

読書録「取り返しのつかないものを 取り返すために」を読む2

内橋 克人さんの講演から
印象に残ったところを抜粋。

原発安全神話は、どのように築かれたのか。

「三つの柱があります。・・・」

メディア、ジャーナリズムに対する糾弾と抗議のブラフ(脅迫)
学校教育
著名文化人、有名人などを動員した広報活動

「経済、政治、学問を総動員して『原発神話』へと
人々を誘導してきた。」

「私たちは、敏感に感性を研ぎ澄ませ、
これからの時代に備え、今回の巨大複合災害
に子細に心を寄せながら、同時に
神話を形作ってきたものへの糾弾を避けては
ならないと思います。」

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について

日米安保条約について
「これを軍事協定と思い込んでいる人の多いのに
私は驚きます。・・・日米安保のもうひとつの真実は
それが、経済協定である、ということです。
1960年の安保改定、その第二条は『日米間の経済協力
の推進』です。簡単に言えば、日本にたいする「市場
開放」の要求をつきつけられたところにこそ、
真意がある。翌1961年、はやくも日本は、農産物について
90パーセント以上の市場自由化をつきつけられた。
大豆、小麦、飼料用穀物、バナナ、レモン・・・
主な畑作農作物が自由化の対象とされ、
こうして日本農業の大黒柱が抜かれていったわけです。
ここに日本農業の衰退が始まり、穀物自給率ひとつ、
先進国では考えられないほどの「他国依存」
「アメリカ依存」の食糧体制ができあがった。

すべては一本につながっていることです。全体を透視して
それぞれのつながり、背後の文脈をしっかりと見抜かなければ
ならない・・・「原発神話」がつくられてきた過程を緻密に
たどり直し、何者がどのようにして神話をつくりあげたか・・・
その手法、やり方を明らかにしていかなければならない。」



dragonfruit123 at 09:31│Comments(0)TrackBack(0) 読書録 

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