2013年01月

2013年01月14日

フランス 南西部の旅 カオール

ペルピニャンからトゥールーズへ戻る。
次にトゥールーズから急行で1時間10分
の所にあるカオールへ。

行った日は日曜日だったので街がちょっと閑散として
いたけれど、川に周囲を囲まれた半島のような
おもしろいところだった。

ここの赤ワインはヴァン・ノワール(黒いワイン)の名で
親しまれている。また、カオールは
サンティアゴデコンポステーラの巡礼路の通過点。


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サンテ ティエンヌ教会。青い二つのドームのある
12世紀建造の教会。

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フレスコ画が描かれている。
ドームは直径18m、高さ32m。フランス最大。

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ライトアップされていて荘厳。

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ロット川。


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カオールの象徴、ヴァラントレ橋。
14世紀に70年かけて造られた。要塞化された
橋の中ではヨーロッパで最も美しいと
言われている。
ゴシック様式の6つのアーチと3つの塔をもつ。

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橋の近くの遊歩道には、ブドウの木が植えてある。
土壌は、白い石灰岩質のよう。

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ヴァラントレ橋の塔には悪魔がくっついている。

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橋を正面から眺める。

橋の近くには、カオールの特産品のワインを
取り揃えているお店がある。

カオールのワインは、紀元前1世紀からローマ皇帝に
高く評価されていた。

深みを帯びた赤い色のタンニン系のワインが主流。














dragonfruit123 at 12:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) France 

フランス 南西部の旅 ピレネーの黄色い列車に乗る

ペルピニャンからピレネーの山がより近くにみえる場所へ。

列車で1時間の所にあるヴィル フランシュ ヴェルネ レ バン。
ペルピニャンからは1ユーロで行く。

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車窓に山が。

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ヴィル フランシュの駅。
ピレネーの黄色い列車は午後2時まで便がなかったので、
近くの村で時間つぶし。

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寒空だったけれど、風光明媚なところだった。

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サン マルタン ド カニグーという修道院がある。
ただ歩いていくには遠いことが分かり、
バスに乗ろうと思ったが、2時間に1本くらいしかない
バスを逃してしまい、諦める。山頂にある僧院。

他、ペルピニャンからプラドという駅で降り3キロほど
歩いたところにも中世の僧院がある。
名前は、サン ミッシェル ド キュクサ。
プラドの街は音楽祭でも有名。

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駅から20分ほど歩いたところにある街を散策することに。

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厚い城壁と周りを山に囲まれ、川の流れる街。

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街のパン屋さんのショーウィンドー。

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この地方の名跡。

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きのこのお店を発見。

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この看板面白い。

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お店には、乾燥させたきのこ(セップ茸など)、油漬けのきのこ、
きのこの本、フルーツジャム、お菓子など色々あった。
黒トリュフ入りの塩を購入(6.5ユーロ)。

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また街歩き。

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街の教会。

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お昼近くになってバーへ入る。

このお店、壁に消防や消火活動の絵やその道具などが
掲げてある。

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ランチョンマットには、この地方の案内が。海や山、
中世の僧院などあって面白い。ペーパーナプキンが
赤と黄色のカタルーニャ色。

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ワイン1/4L(250mL)、3.5ユーロ。
カタルーニャのプレートを頼む。
生ハム、ソーセージ、テリーヌ、ベーコン、サワークリームなどの
盛り合わせ。7.8ユーロくらいだった。


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この街の消防団兼バー?
テレビではこの地方の紹介ビデオを流していた。
不思議なバーだった。

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サン マルタン ド カニグーは諦め、駅の近くのフォート リベリアへ。
山道を進む。

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岩だらけ。

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城塞。

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プチ トラン ジョーヌ。
冬のシーズンでスキーパックのようなプロモーションを
していた。普段は片道18ユーロのようだけれど、
この時は、片道料金で往復できた。

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停車駅の表示。

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石橋の上も渡る。

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冬のスキーに来る人たちが乗っていた。
あまり積雪は多くないが、スキーのコースが見えた。
標高は駅で1500メートルくらいあった。

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空がきれい。

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木のあまり生えていない岩肌はスペインっぽい。

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往復4時間くらいの旅でした。












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フランス 南西部の旅 コリウール

ペルピニャンからコリウールへ。列車で25分。

コリウールはペルピニャンよりスペインよりの
港町。20世紀初頭、光と色彩にあふれたこの街に
魅了されたマティスやドランは
原色に近い色を大胆な筆使いで描いた作品を
発表。
「まるで野獣(フォーブ)のようだ」と批判されたことが
「フォービスム」誕生のきっかけとなった。

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彼らが絵を描いた場所には複製画が掲げられ
現在の風景と見比べることができる。
これはマティス。

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道の途中にサボテン。

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画家たちが集ったレストラン。「レ・タンプリエLes Templiers」。
中には所狭しと近・現代画のプライベートコレクションが
飾ってある。

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海辺。

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地中海なので、水がとてもきれい。透明度が高い。

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海岸線をぐるりと回る。

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枠の中から風景をみることができる。

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突き出た埠頭へ続く道。

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この地方の特産品。いちじくジャム、テリーヌ、プロバンスの
ハーブ、ラベンダー、ワイン、カタルーニャと書かれたロバの絵。
コリウールの風景の描かれた皿など。


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街を一歩きした後、王宮へ。4ユーロ。
5世紀にはギリシャ人が立ち寄った港町。
ルション州の中心的な港町として
造船、ワイン、はちみつ、蝋(ろう)、石鹸、絹などの
輸出入の拠点だった。

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王宮からは山も望める。

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絵画のエキスポ。

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色とりどりの絵画が展示されていた。

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風景画が中心。色づかいが美しい。

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昔使われていた調度品など。

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木の刈込が面白い。

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再度街に出ると、アトリエがあちこちに。

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絵やポストカードなど売っている。

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ユニークなアトリエもある。

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ぶらぶら歩きまわる。
お昼頃になったので、レストランに入る。

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バスがお店の中の厨房になっている。
クレープ屋さん。
ワイン250mL 3.5ユーロ。

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ガレット(ソバ粉のクレープ)のチーズを頼む。4.5ユーロくらい。
卵やハムなど組み合わせは色々。
チーズ、シンプルだけど香ばしくておいしかった。

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高台に上る。風車があった。

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修道院ワインを扱うお店を発見。

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ドミニカ修道院のワイン。13ユーロ。
後日飲んだら、甘口で濃いワインだった。




























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フランス 南西部の旅 ペルピニャン

モンペリエから列車で1時間半。
乗り継ぎがあるともう少し時間がかかる。

ペルピニャンは、17世紀半ばにフランス領になった。
スペイン色の強いカタルーニャ地方の街だった。
現在はフランス ルション地方の中心都市。
バルセロナとモンペリエをつなぐ幹線上にあり、
歴史的にも地理的にもフランスとスペインの橋渡し
の役割をになっている。


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駅に着くと、駅名の表記がフランス語とカタルーニャ語の2つ
で書いてあった。

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駅の天井。

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カスティエ門。
1368年に城門として建てられ、ルイ11世の時代に
牢獄として使われるようになった。

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テ川とカスティエ門。

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旧市街。

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旧市街を見下ろす高台にあるマジョルク王宮。
1276年、マヨルカ王ジャイメ1世の宮殿として建てられた。

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内装。

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チャペルの入り口の門の柱。ドラゴン?古さを感じる。

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石が埋め込まれている。

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船底をひっくりかえしたような大広間。

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日が暮れてからのテ川。ライトアップされていてきれい。





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フランス 南西部の旅 モンペリエ


かつては、南フランスの中心だったモンペリエ。

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トラムが走っている。とてもカラフル。

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街の中心はコメディ広場。

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コメディ広場のパリのオペラ座を模した劇場。

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コメディ広場のクリスマスツリー。

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クリスマス前後なので広場から続く道沿いに出店が。

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地元の食べ物やインテリアグッズなど売っている。

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これはライヨールナイフ。

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旧市街を歩いていくとSaint-Roch教会がある。

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旧市街は17~18世紀の街並みが残る場所。

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細い小路にお店がある。ここはカード屋さん。

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ペイルー公園。
ここへは、朝散歩がてら訪れた。空が澄んでいて
とてもきれい。

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ペイルー公園から市街地を眺める。

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モンペリエの凱旋門。17世紀末にルイ14世をたたえる
ために造られた。

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冬だけど、空も澄み切っていて
とてもさわやかな街だった。











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