2010年10月
2010年10月25日
2010年 夏 フランスの旅 5 トゥール 古城めぐり
2010年7月30日
トゥール駅前のインフォメーションで1日古城めぐりツアーを
申し込む。
会社はサンテロワ エクスカーションズ
午前と午後で44ユーロ
入場料はお城についたら団体料金で払う。
昼食には、一度トゥールに帰ってくる。
午前のみ 20ユーロ
午後のみ 27ユーロ
曜日によってコースが若干変わる
この日の午前のコース 9時30分出発
Azay le Rideau
Villandry
Azay le Rideau
アンドル川のほとりにたたずむ城。こじんまり
としているが、とても美しい。初期ルネッサンス
建築の傑作のひとつに数えられる。
バルザックは「谷間の百合」の中で、この城を
「アンドル川にはめこまれたダイアモンド」に
たとえた。
16世紀はじめ、王室の財務官を務めていた資産家
によりたてられたもの。後にフランソワ一世に没収
される。その後も所有者は次々に変わり、1905年に
国有となる。内部は各時代の城主が残した調度品や
タピストリーなどをみることができる。
お城の外観 池に囲まれて美しいたたずまい
書斎

お城の外。小さな村がある。
ワインを売っている。
Villandry
16世紀前半にたてられた城館。内部にはスペインの
絵画コレクションや家具が展示されている。
でも、この城の見所は、庭園。
イタリア人造園家によるもの。フランス様式も取り入れ
られている。
「水の庭園」「装飾樹木庭園」「装飾菜園」の3つで構成。
装飾樹木庭園には、「優しい愛」「移り気な愛」など
4つの「愛の庭園」がある。




菜園での収穫は、訪問者に
ふるまわれることもある。
午前の城めぐりは終了。
一旦トゥールに戻って各自昼食。
午後の部 13時40分~
Chenonceau(シュノンソー)
Amboise (アンボワーズ)
Le Clos Luce (ル クロ リュセ)
Chenonceau(シュノンソー)
ロワールの古城の中でも1,2の人気を争う城。
シェール川が城の下を流れ、川をまたぐように
白い城館がたたずむ。
16世紀の創建以来19世紀まで代々の城主が
女性だった。「6人の女の城」と呼ばれる。
人気があるだけに、本当にすごい人だった。
敷地内はとても広い。庭園を見る時間は
今回の訪問ではなかった。

中もとても広い上に、訪問者で
ずいぶん込み合っていた。
他のお城はこんなに混んでなかった。
窓からシェール川をのぞむ
現代アートの展示もあった。
Amboise (アンボワーズ)
ロワール川を見下ろす高台にそびえるアンボワーズ城。
古代から要塞が築かれてきたが、15世紀末、イタリア遠征から
帰ったシャルル8世によって、ルネッサンスの粋を集めた
華麗な城に改築された。
この城における最も著名な事件は、フランソワ2世時代に
起きた新教徒の虐殺。時は1560年。迫り来る宗教改革の
嵐を予告するような事件だった。
城壁内にある聖ユベール礼拝堂Chapelle St Hubertは
ゴシック・フランフランボイヤン様式の傑作。
非常に凝った作り。シャルル8世がイタリアに心酔する以前に
フランドルから呼び寄せた彫刻家たちの作品。
堂内には、1516年にフランソワ1世に招かれて
この地に住んだレオナルド・ダ・ヴィンチの墓がある。
当時は、この何倍も大きかった。
歴代の城主の調度品が観られる。
ロワール川をのぞむ。高台にある城なので
町や周りの風景がよくみえる。
聖ユベール礼拝堂。ダビンチの墓がある。
フランドル フランボイヤン様式。
込み入った彫刻。
ダビンチのお墓。ここにあったんだ・・・。
アンボワーズ城内にあるダビンチの
胸像。
Le Clos Luce (ル クロ リュセ)
晩年のダビンチがフランソワ一世から
与えられた館。1519年に没した。
現在は博物館となり、レオナルドが
息をひきとった寝室、客人を迎えた
大広間などが再現されている。
館を囲む広い敷地は、ダビンチパークと
なっている。
ダビンチの発明の数々が実際に体験できる
遊具として再現されている。
レオナルドの絵にえがかれた植物を集めた
小さな庭園もある。
お城の入り口
お城の外観。ここにダビンチは3年ほど住んだ。
フランスに来たダビンチは幸せな
日々を送った。
戦車のデッサン。(かさのような形が面白い)
自画像。
ダビンチパーク
当時のタペストリー
アイデアデッサンを再現した模型
植物園
ダビンチのデッサンした植物が
植えられている。
アンボワーズ城の下に、ワインカーブがあり
ロワール地方のワインを試飲したり、買ったりできる。
ル クロ リュセでは、日本の観光客も
たくさん来る様子。
ダビンチゆかりの地を訪れることができてよかった。
ツアーでは、午前中はアイルランドからきた
おばあちゃん2人とフランスのリヨン出身のおばあちゃん、
フランス人の青年と韓国人と私の6名。
午後からは、昨日リオからパリについたという
ブラジル人夫婦、韓国人、私の4人だった。
ガイドは、とても親切でフランクな人。
楽しいツアーだった。
2010年10月04日
2010年 フランスの旅4 カンペール-ロクロナン-トゥール
7月29日
カンペールから近郊の美しい村 ロクロナンへ
9:30のバスで 2ユーロ。
ケルト的、古いたたずまい。
街中や小さなお店を散策。

町へ向かう道から 町の教会の祭壇
ロマネスク的な装飾
お店もとてもかわいい
シードル、お菓子など
町の広場。この日は小学生の
子どもたちが仮装して、
先生と一緒にあるいていた。
ロクロナンからカンペールへのバスは
午後2時までない。
仕方なくカンペールからはタクシーで
30ユーロくらいかかった。
でもタクシーの運転手(女の人だった)と
この地方の話ができて面白かった。
カンペールからはナント経由でトゥールへ
12:35 カンペール発
ナントには Machine d`lilleという巨大な木でできた
ゾウや面白い動物のプロジェクトが見られる場所がある。
以前、テレビで突如街に出没した大きな人形をみたこと
がある。それに似ている。
魚を模したヨット 蒸気などの力でしかけ
が動く
デザインと発想が面白い。動くところを
見せてくれたり、数人乗せてくれる。
大きなゾウに乗るのは、予約がいる。
イカマシーンに乗って操縦。動きが面白い。
一見馬のマシーン
後ろのデザインが面白い
さっきのイカマシーン
作業場も見ることができる。
ナントには、ジュールベルヌ(海底二万里の作者)
の博物館もある。
朝から駆け抜けてきたので、ここでカフェに入って
一休み。
お昼はとっくに過ぎたけど何も食べていない。
駅前のカフェで、グラスワインとサンドイッチ
を頼む。ミュスカデというワイン。
ナントなどのあるローヌ地方のワイン。
この辺がワインの産地の北限で、
酸味があり、さわやかな白。とてもおいしかった。
18:18 ナントからトゥールへ
サンピエールデ コルプスでのりかえ
20:10 トゥール着
荷物をホテルにおいて夕食へ。
中華料理のお店へ。
中華もフランス料理風の出し方?
前菜、メイン、デザートみたいな感じで
でてきた。